勝利の栄冠を俺たちに~J2リーグ第5節 vsカマタマーレ讃岐戦プレビュー~

ジェフユナイテッド千葉2018戦績(3/17現在)J2リーグ21位 勝ち点1 0勝1分3敗 得点4 失点9 得失点差-5過去5試合の戦績(得点者)3/17 J2-4 vs徳島 ●1-4(指宿)3/11 J2-3 vs岐阜 ●2-3(茶島、清武)3/4 J2-2 vs水戸 △0-02/25 J2-1 vs東京V ●1-2(ラリベイ)2/4 ちばぎんカップ vs柏 ●1-4(指宿)​ジェフユナイテッド千葉はまだリーグ戦での勝ち星がない。前節徳島ヴォルティスに敗れ痛恨の連敗。厳しいけど自動昇格を狙っているチームとしてはありえない成績。退場者を出すくらい流れが来ていないようで、先日ネットでもネタにされてしまった。ネタの多さならぶっちぎりの昇格ラインなんだけどな(笑)…それは置いといて今ジェフに抱えている問題を個人的な見解で。センターバック含めたディフェンスラインの整備、戦術の浸透のスピードをあげること攻撃パターンの単調化90分間通しての試合の運び方選手のメンタル各々説明するのは時間がないので割愛(笑)とにかくうまくいっていないのは結果や選手の表情を見たらわかる。求められるものは勝ち星のみ。勝つことでしかモヤモヤを晴らすことはできないと思う( 'ω')いろんな感情が渦巻く中で春の3連戦第2R。対戦相手はカマタマーレ讃岐。カマタマーレ讃岐は堅守速攻をベースとしたサッカーをする。ただJ2に昇格し...

感情の交錯~J2リーグ第4節徳島ヴォルティス戦レビュー~

J2リーグ第4節 2018.3.17@鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム14:03キックオフ徳島ヴォルティス 4-1 ジェフユナイテッド千葉【得点】前半16分 呉屋大翔(徳島)前半30分 指宿洋史(千葉)前半45分 杉本太郎(徳島)後半29分 シシーニョ(徳島)後半44分 島屋八徳(徳島)徳島ヴォルティス メンバーGKカルバハルDFキム・ジョンピル/ブエノ/大崎/内田MF岩尾/前川/シシーニョ/杉本太郎(→藤原)FW島屋(→杉本竜士)/呉屋(→山崎)SUB GK梶川/DF井筒/MF小西/FW佐藤ジェフユナイテッド千葉 メンバーGKロドリゲスDF溝渕/増嶋/エベルト/高木MF熊谷/茶島(→杉山)/小島/矢田(→船山)/町田FW指宿(→ラリベイ)SUB GK佐藤優也/DF鳥海/MF佐藤勇人/MF為田Review守備意識と戦術の浸透度の低さが露呈。前節に引き続き戦い方の拙さが出て開幕から未だ勝利できず。連戦スタートの徳島ヴォルティス戦。徳島はホーム初勝利、千葉は今季初勝利をかけて火花を散らした。前半から激しい展開に。千葉は前節同様前半から怒涛のプレス攻勢。徳島も激しく前線からプレスをかけてボールを奪いに行く。真っ向勝負の様相を呈した試合、前半の序盤に動く。前半13分に徳島の右サイドからのクロスを合わせたFW呉屋のシュートを千葉DF溝渕がペナルティエリア内で意図的に...

正念場の連戦スタート~J2リーグ第4節徳島ヴォルティス戦プレビュー~

ジェフユナイテッド千葉2018戦績(第3節終了時点)J2リーグ20位 勝ち点1 0勝1分2敗 得点3 失点5 得失点差-2最近5試合の成績(得点者)3/11 J2-3 ●2-3 vs岐阜(茶島、清武)3/4 J2-2 △0-0 vs水戸2/25 J2-1 ●1-2 vs東京V(ラリベイ)2/4 ちばぎんカップ ●1-4 vs柏(指宿)こんばんは。今週末J2リーグ第4節が開催。ジェフユナイテッド千葉は今年に入って公式戦勝ち星がない。今は生みの苦しみの時期なのか。「こんなはずではなかった」(清武功暉)チームの出だし。サポーターのみならず選手も戸惑いを見せている様子。 昨年の7連勝はそれだけインパクトのあったものだったろう。新加入選手が独特な戦術に戸惑いを隠せず、ディフェンスラインのコントロール、中盤との連携がまだ安定していない故に安易な失点に繋がっている。しかし練習風景やコメントを見るかぎりでは根本から自信を失っているわけではなさそうだ。それだけでもホッとしている。そんな中で迎える難敵との一戦。対戦相手の徳島ヴォルティスは現在J2リーグ12位。監督は昨年に引き続きリカルド・ロドリゲス。アグレッシブな攻撃的サッカーを標榜し、昨年はプレーオフ争いまでチームを導いた知将である。徳島は大幅に選手の入れ替えがあった。昨年J2リーグで23得点を挙げたFW渡大生、フクアリでお騒がせし一時の...

継続の裏での苦しみ~J2リーグ第3節vsFC岐阜レビュー~

J2リーグ第3節2018.3.11(日)14:03キックオフ@フクダ電子アリーナジェフユナイテッド千葉 2-3 FC岐阜【得点】前半25分 茶島雄介(千葉)前半34分 田中パウロ淳一(岐阜)後半13分 永島悠史(岐阜)後半34分 清武功暉(千葉)後半44分 風間宏矢(岐阜)ジェフユナイテッド千葉 スタメンGK ロドリゲスDF 山本、増嶋、エベルト、高木MF 熊谷、矢田(→指宿)、茶島、町田(→船山)、為田(→清武)FW ラリベイSUB GK佐藤優也/DF鳥海/DF溝渕/MF小島FC岐阜 スタメンGK ビクトルDF 長沼、田森、阿部、福村MF 宮本、永島、小野(→難波)FW 古橋、山岸(→ライアン・デ・フリース)、田中(→風間)SUB GK原田/DF竹田/DFイヨハ理ヘンリー/MF三島Review昨年の序盤を思わせるかの失点を重ねホームで敗戦。新戦力のディフェンスラインの連携の拙さが目立ち開幕から3試合勝ちなし。ジェフは立ち上がりに岐阜の攻撃を受けに回ってしまいふわっとしてしまう。ただ緩い流れを断ち切り前節同様にホームの勢いを手に攻めていく。岐阜はポゼッションからのパスサッカー。パスの受け手に対してハイプレスを仕掛ける。前節の右サイドの出来がまずかったのか、矢田旭と茶島雄介のポジションを入れ替えて修正を図った。矢田旭が絡むことで町田也真人、山本真希との連携もスムーズになりいくらかチャ...

求めるのは勝ち星~J2リーグ第3節 FC岐阜戦プレビュー~

ジェフユナイテッド千葉の2018戦績(第2節終了時点)J2リーグ15位 勝ち点1 0勝1分1敗 得点1 失点2 得失点差-1最近の5試合戦績(得点者)3/4 J2-2 vs水戸 △0-02/25 J2-1 vs東京V ●1-2(ラリベイ)2/4 ちばぎんカップ vs柏 ●1-4(指宿)こんばんは。今週末にJ2リーグ第3節が開催。ジェフユナイテッド千葉は今年公式戦で未だ勝利なし。昨年の終盤のノリとは真逆な感じだが、チームの雰囲気はさほど悪くない。ただ自動昇格を狙っているチームとしてこれ以上の躓きは許されるものでもない。次節ただ勝利のみを求められる一戦。覚悟して臨みたい。次節の対戦相手はFC岐阜。岐阜は昨年に引き続き大木武が指揮をとる。大木監督が目指しているのはポゼッション(ボールを保持すること)からのパスサッカー。昨年のJ2リーグでの岐阜のパス数は試合平均で686.3本とJ2リーグ1位。ボール支配率は試合平均50%とこちらもJ2リーグ1位。完全なる試合を圧倒して勝つ姿勢が見られる(Football LABより)。今年の岐阜の選手編成については。大木サッカーの中枢だった庄司悦大がJ1ベガルタ仙台へ個人昇格。その他の主力では城後寿(アビスパ福岡)を崇拝するMFシシーニョやドリブラーMF大本(両者とも徳島)、DFへニキ(→栃木)らが移籍。いろんな方面で話題になった「のうりんおじさん」ことG...

最終目標はいずこに~2018J2リーグ第2節 水戸ホーリーホック戦レビュー~

2018.3.4(日)J2リーグ第2節@フクダ電子アリーナ14:10キックオフジェフユナイテッド千葉 0-0 水戸ホーリーホックジェフユナイテッド千葉 スタメンGK ロドリゲスDF 山本(→指宿)、鳥海、エベルト、高木MF 熊谷、矢田、茶島(→小島)、町田、為田(→清武)FW ラリベイSUB GK佐藤優也/DF岡野/DF杉山/MF佐藤勇人水戸ホーリーホック スタメンGK 松井DF 浜崎(→ジエゴ)、細川、福井、田向MF 黒川、白井、小島、木村(→齋藤)FW ジェフェルソン・バイアーノ(→佐藤祥)、岸本SUB GK本間/DF伊藤/MF平野/FW宮本Reviewお互いを知り合った一戦は死力を尽くしたスコアレスドロー。千葉、水戸共にフィニッシュでの拙攻に終わることに。試合開始かと思われた時にアクシデント。審判団のウェアがジェフのユニフォームのカラーと被り、公平性に欠くということでマッチコミッショナーから指摘され、着替えの為キックオフから約5分遅れる珍しい出来事が発生。試合前に意気込む選手を始め、10000人近くの観客を待たせてしまうといういただけない事例。ユニフォームの色を事前にきちんと把握できなかったのが悪い。上層部はしっかり反省してほしい。キックオフが遅れた試合は序盤ジェフがペースを握る。ジェフは前節と変わらず前からのプレスからの速い攻撃、水戸はFWのプレス、中盤のバランスを取りDF...

目標は水戸さんチーム迎撃~J2リーグ第2節 水戸ホーリーホック戦プレビュー~

こんばんは。今週末はJ2リーグ第2節。ジェフユナイテッド千葉はホームフクダ電子アリーナでの初戦を迎える。Preview前節奮闘もわずかの決定力の差で惜敗。チームを知り尽くした男が様々なエッセンスを加えてホームに上陸する。次節の対戦相手は水戸ホーリーホック。水戸ホーリーホックの監督は昨年までジェフのコーチとして陰から支えた長谷部茂利。本格的に監督をするのは今年が初めて(ジェフでは代行という立場)。前節の山形戦をハイライト等で確認したところ、戦術としてはロングボールを多用して素早いカウンターをとっているかと思われる。他には守備時での高い位置からのプレスが嫌な感じで繰り返されていたのも見えた。おそらくエスナイデルサッカーのエッセンスを水戸に取り込んだのではないか。それに加えて最終ラインからのロングボールからの中盤の押し上げは山形ディフェンスが手こずる場面が多く、実際得点にも繋がっている。今季の水戸ホーリーホックは、昨年の主な得点源だったFW林陵平(→ヴェルディ)や前田大然(→松本)、守備で貢献したGK笠原昂史(→大宮)、MF内田航平(→徳島)らがこぞってライバルクラブへ移籍。新加入にはFWジェフェルソン・バイアーノやDF冨田(←徳島)に、MF黒川淳史(←大宮)やFW岸本武流(←C大阪)ら活きのいい若手のレンタル組を獲得。元ジェフの佐藤祥や水戸のレジェンドGK本間幸司もチームを脅かす存在だ...

リアリズムとロマンチシズムとの狭間で。~J2リーグ開幕戦東京ヴェルディ戦レビュー~

2018.2.25(日)J2リーグ第1節@味の素スタジアム14:03キックオフ東京ヴェルディ 2-1 ジェフユナイテッド千葉【得点】後半3分 ドウグラス・ヴィエイラ(ヴェルディ)後半41分 ラリベイ(千葉)後半45分 畠中槙之輔(ヴェルディ)【退場】(千葉)増嶋竜也(前半9分)東京ヴェルディ スタメンGK上福元DF田村、畠中、井林、奈良輪MF内田、渡辺(→李栄直)、梶川(→林)FW藤本(→井上)、アランピニェイロ、ドウグラスヴィエイラSUB GK柴崎/DF若狭/MF佐藤優平/FW高井ジェフユナイテッド千葉 スタメンGKロドリゲスDF山本(→小島)、近藤、増嶋、高木MF熊谷、矢田、茶島、町田(→鳥海)、為田(→指宿)FWラリベイSUB GK佐藤優也/DF溝渕/MF佐藤勇人/FW船山Review互いに持ち味を出し切ったオリテン同士の対戦は緻密な戦術がハマったヴェルディの勝利。ジェフは数的不利の中奮闘も終盤のセットプレーに沈む。試合は開始10分もしないうちに千葉DF増嶋がヴェルディFWドウグラスをペナルティエリア近くで倒してしまい一発退場。高いラインを敷く千葉の隙を突くヴェルディの裏をとるボールの対応のマズさが露わになった。開幕戦の雰囲気なのか、「相手の様子を見すぎてしまった」(千葉・エスナイデル監督)のか、ヴェルディのボランチやセンターバックに厳しくプレスに行けず自由な時間を作らせてし...

首都圏の中心で愛を叫ぶ。~J2リーグ開幕戦東京ヴェルディ戦プレビュー~

こんばんは。いよいよ今週末J2リーグが開幕。ジェフユナイテッド千葉の2018シーズンが始まる。クラブの結果にワクワクドキドキする週末がまたやってくる。ありったけの愛を叫べるのは幸せなことだ。Previewエスナイデルサッカーの継続から進化が問われる2018シーズン。チームを知り尽くした難敵を相手に敵地での勝利を掴む。開幕戦の相手は東京ヴェルディ。ヴェルディは昨年ロティーナ監督の元、クラブ史上初の昇格プレーオフに進出。しかし初戦アビスパ福岡に敗れ今季10年目のJ2リーグを戦う。昨年の躍進を支えたユース出身の安西幸輝、安在和樹に高木善朗、大輔兄弟らが次々と移籍。新加入選手には空前絶後のアニオタ、リヨンジ(←讃岐)に下部組織出身の林陵平(←水戸)、ジェフユナイテッド千葉からガーヒー(比嘉祐介)、ワカ(若狭大志)、ヒロキ(菅嶋弘希)らが名を連ねる。アニメを愛するキャプテン井林章に中盤の核内田達也(ガンバから完全移籍)、外国人ストライカーのドウグラス・ヴィエイラ、アラン・ピニェイロらの主力が残留。就任2年目のロティーナ監督、昨年から続けている細かいポジショニングでの守備からのカウンター主体のサッカーを継続させることが濃厚だ。堅守により失点数が一昨年より減少し上位進出に貢献。J2リーグの本質を知り尽くしたロティーナがどれだけ守備面でブラッシュアップするのか楽しみなシーズンだ。ジェフは今月初めに...

眠気覚ましの痛烈な一発。~第23回ちばぎんカップレビュー~

第23回ちばぎんカップ2/4(日)13:04キックオフ@フクダ電子アリーナジェフ千葉 1-4 柏レイソル【得点】後半1分 クリスティアーノ(柏)後半35分 瀬川祐輔(柏)後半36分 伊東純也(柏)後半38分 指宿洋史(千葉)後半45分+4 ハモンロペス(柏)優勝 柏レイソル(2年連続15回目)MVP 伊東純也(柏)MIP 町田也真人(千葉)Starting Lineupジェフユナイテッド千葉GK ロドリゲスDF 山本真希(→清武功暉)、近藤直也、増嶋竜也、高木利弥MF 熊谷アンドリュー(→佐藤勇人)、矢田旭(→岡野洵)、茶島雄介(→溝渕雄志)、為田大貴(→指宿洋史)、町田也真人FW ラリベイ(→船山貴之)柏レイソルGK 中村航輔DF 小池龍太(→今井智基)、中谷進之介(→鎌田次郎)、パクジョンス、亀川諒史MF 大谷秀和(→細貝萌)、小泉慶、伊東純也、山崎亮平(→ハモンロペス)FW 江坂任(→中川寛斗)、クリスティアーノ(→瀬川祐輔)Review柏レイソルがコンディションの差とチームの地力を生かしてちばぎんカップ連覇。ジェフ千葉は昨年の上積みと新加入選手の健闘が収穫か。ちばぎんカップは今年も柏レイソルの手に(2年連続15回目の栄冠)スコアから見たら歴然の差。世界を目指す柏レイソルが強かった。しかし試合内容を見ればジェフ、レイソル共に大きな収穫があったのではないかと思う。ジェフユナイテ...