求めるのは勝ち星~J2リーグ第3節 FC岐阜戦プレビュー~


ジェフユナイテッド千葉の2018戦績(第2節終了時点)

J2リーグ15位 勝ち点1 0勝1分1敗 得点1 失点2 得失点差-1


最近の5試合戦績(得点者)

3/4 J2-2 vs水戸 △0-0
2/25 J2-1 vs東京V ●1-2(ラリベイ)
2/4 ちばぎんカップ vs柏 ●1-4(指宿)




こんばんは。
今週末にJ2リーグ第3節が開催。


ジェフユナイテッド千葉は今年公式戦で未だ勝利なし。
昨年の終盤のノリとは真逆な感じだが、チームの雰囲気はさほど悪くない。
ただ自動昇格を狙っているチームとしてこれ以上の躓きは許されるものでもない。
次節ただ勝利のみを求められる一戦。覚悟して臨みたい。



次節の対戦相手はFC岐阜。


岐阜は昨年に引き続き大木武が指揮をとる。
大木監督が目指しているのはポゼッション(ボールを保持すること)からのパスサッカー。

昨年のJ2リーグでの岐阜のパス数は試合平均で686.3本とJ2リーグ1位。

ボール支配率は試合平均50%とこちらもJ2リーグ1位。完全なる試合を圧倒して勝つ姿勢が見られる(Football LABより)。




今年の岐阜の選手編成については。


大木サッカーの中枢だった庄司悦大がJ1ベガルタ仙台へ個人昇格。
その他の主力では城後寿(アビスパ福岡)を崇拝するMFシシーニョやドリブラーMF大本(両者とも徳島)、DFへニキ(→栃木)らが移籍。
いろんな方面で話題になった「のうりんおじさん」ことGK高木義成が現役を退いた。


新加入選手として元ジェフの竹田忠嗣(←岡山)、山岸祐也(←群馬)に長沼洋一、イヨハ理ヘンリー(両者とも広島から期限付き移籍)、宮本航汰(←清水)らの若い選手を獲得。


岐阜の守護神ビクトル、去年フクアリでゴールを決めたMF風間宏矢、曲者FWの難波宏明が残留。
今季も嫌らしい動きでジェフを苦しめる存在になるだろう。



今季のFC岐阜はというと…何と2連敗中かつ無得点oh(´・ω・`)...


パスサッカーの進化を求められる今季、持ち味の圧倒的なパス数で試合を掌握する時間帯もあるが決定力に欠けている。


あとはペナルティエリアでのまずい守備が見られる。
前節の横浜FC戦、開幕戦の福岡戦とペナルティエリアの中での失点を喫しているのだ。


ボールは保持するも得点できないとどこかの時間帯で失点する確率が高いこと。
ポゼッションサッカーの弊害とも言っていいが、今はそれが顕著に出てしまっている印象だ。


ジェフとしては押し込む時間帯を多くとり、サイドを掌握しペナルティエリアでの攻撃の精度を高める。
岐阜攻略の鍵は攻撃陣の質にかかっている。


前節の水戸戦では前半から攻撃面で相手を圧倒するも詰めの甘さが目立った。
ジェフのシュート数は15本。枠内にいかないのもあった。

気がかりなのは前線が思い切った攻撃が出来ていないことに加え手数を加えすぎていること。

攻撃における試合中の判断力も問われる一戦になりそう。



ここでスタメンの入れ替えでリスタートするのも有り得る。
ジェフにはたくさんの逸材が試合出場機会を窺っているのだ。


今節はエスナイデル監督が前節の退席処分によりベンチに座ることができない。
ギジェルモコーチが代行で指揮をとるが、基本的にやることがぶれることはないだろう。



求められるのは勝ち点3、ホームでの勝利。
自分たちが口にしたことを実行する資格があるならば目に見える結果が必要だ。
当日は勝利の凱歌をスタジアムを響かせよう。



FC岐阜戦は3/11(日)フクダ電子アリーナで午後2時頃キックオフ。



…とここで今回も追記。



今季ジェフに戻ってきたFW吉田眞紀人が今週の水曜日に愛媛FCへレンタル移籍されることが発表(千葉戦には出場できない契約になっている)。


個人的には誠に遺憾な思いである。


レンタル先の町田でチームに貢献し今季満を持して千葉復帰をしたが、エスナイデル政権の元では初めから構想外の扱いなのだろう。


ちばぎんカップや開幕2戦でベンチ外の状況。
攻撃陣ではラリベイや指宿、為田、清武、也真人が居座る。
序列を崩すのは至難の業。
移籍を選択するのは当然の流れか。



ただ復帰の際に厳しい状況だとはわかってても敢えて愛するジェフでの挑戦を選択した。地元愛ゆえの行動なのだろう。
サポーターの期待値が高かった故に2年連続のレンタル移籍は堪えたに違いない。


しかしプロサッカー選手である以上、試合出場機会を求めるのは当然のこと。
思いだけでは飯は食っていけない。


愛媛にはジェフで一緒だった岡本や小池がいる。
眞紀人は愛されるキャラクターなのでチームに馴染むのも早いだろう。
同じカテゴリーなので複雑な思いではあるが、愛媛でゴールという結果を残して上層部を後悔させてほしいものだ。


実は眞紀人は私の母校の後輩である。
母校に思い入れのなかった私にとって彼の活躍は誇りに思っている。
地元出身のJリーガーとしてこれからも素直に応援はしたい。
吉田眞紀人の未来が明るいものでありますように。



それでは。





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