【レビュー】J2リーグ第7節 ジェフユナイテッド千葉vsザスパクサツ群馬


こんばんは!


今日のジェフ、厳しい結果でした。

Results
J2リーグ第7節
@フクダ電子アリーナ
15:03キックオフ
観客数 7361人

千葉 1-1 群馬


【得点者】
5’ 高井和馬(群馬)
67’ 高橋壱晟(千葉)




review

まずは試合の全体的な感想をひとつ。


今年のサッカーを考えればクソつまんない試合でした。

そう思った理由はまた後ほど。
試合を簡潔に振り返ります。


キックオフから最下位の群馬が出足よく千葉のディフェンスラインの隙を突いてきました。


前半5分に千葉MF熊谷アンドリューのところに群馬FW高井がボールを奪い、ハイラインで高い位置でスペースをカバーしていた千葉GK佐藤優也の頭上を越えるループシュートが決まり先制。


佐藤優也はカバーしなきゃいけない位置にいたので仕方なし。
問題なのは中盤の争いで圧倒的に負けていたこと。


千葉のディフェンスラインが高い位置にあるので、中盤での些細なミスが命取り。
出足から負けていた千葉の選手たちは浮き足だったままメンタルが落ち着かなかったんでしょう。


先週散々言われた「己が敵」(エスナイデル監督)の部分がまた出てしまいましたね。


1点を追う千葉は清武、ラリベイを中心にサイドから再三チャンスを作るも得点できず。


群馬の方もディフェンスラインに穴があり、千葉MFサリーナスや清武、北爪らが執拗にサイドや裏を狙えていた。
サリーナスのドリブルが効いていたのが前半のハイライトではなかったでしょうか。


ただハイラインのリスクマネジメントに追われてしまったり、選手の判断も悪く、ミスが目立ちボールを絡める選手が少なかった。
アンドリューや山本真希はなかなか前を向けずリンクの役目を果たしきれなかったように思います。
ラリベイはファールが多くストレスが溜まる状態に。


後半の千葉は繋ぎでの問題を解決するために山本真希に代えて町田也真人を4試合ぶりに投入。
中盤に厚みを加えるためにシステムを4-1-2-3に変更。


也真人は前への意識が高く、中盤でうまくリンクマンの役目をしパスを供給できていた。
前半に比べてサイドバックも高い位置を取ることができてキムボムヨンや北爪が攻撃により絡めるように。
群馬は前半と変わって中盤での主導権を奪われて守り中心になる展開になりました。


後半22分、也真人が北爪へスルーパスし、折り返したところにペナルティエリアに侵入していた高橋壱晟が右足でシュートしプロ初ゴール。


也真人が中盤で動くことでマークが引きつけられ、壱晟も徐々に自由にプレーできるように。
高校選手権で見せた高い得点能力をフクアリのピッチで見せることができました。


先週のホーム京都戦後に「プロ初アシストを決めたし次はプロ初ゴールを決めたい」と言っていた壱晟。

有言実行するあたりに大物になる匂いを感じました(´ー`*)



逆転を狙う千葉は引いて受ける群馬の中盤のスペースを生かし猛攻を仕掛けるも、攻撃の精度が低く決定機を逃すことに。


個人的な批判になってしまいますが、船山貴之の決定力の低さにはもう言葉が出ないです。

彼は改めてJ2クオリティの選手だなと確信した瞬間でした。



群馬も裏狙いの戦法を取るも決まらず、スコアは動かず引き分けに終わりました。
群馬は今季初勝ち点ということで、千葉はまたしても勝ち点慈善団体の本領発揮となってしまいました。


あれだけ心配したのに繰り返してしまった。

1週間そこらじゃ成長しませんよね┐(´д`)┌




さて先ほど今日の感想でなぜ「クソつまんない」と思ったか。


一番の理由はまだ選手の中でつまんないミスが目立っていること。
ゴールキーパーとディフェンスラインでのビルドアップ、中盤での連携ミスが散見されています。


当然対戦相手は隙をつくわけで危険なところにプレスをかける。
今年の千葉は大きく蹴り込むより繋ぐ意識をかなり植え付けられているよう。
ハイラインを敷いていてスペースがかなり空くなかで、中盤で繋ぎきれないと失点のリスクは大きい。


実際事故みたいな失点が最近多くなってます。
DAZNでこの試合を解説していた鈴木隆行氏も「このままではいけない」と警鐘を鳴らすほど。

守備が重要になっているJ2リーグ、守備が良くならないと点を取っても勝つ確率は低くなる。


守備のお粗末さを早く無くして整備してほしいです。


あと「やったらやり返す」が基本であろう今年の千葉のサッカー。
得点が取れないとハイリスクの意味ないですよね。
そのうち選手と監督の信頼関係に影響しますよ。


あとミスが多くなることでメンタルもやられていく。
選手がやらかすことでサポーターにも動揺が伝わっていく。
からのため息や野次。
フクアリではそれがディスアドバンテージになってしまう。
空気が悪くなる。


だからクソつまんないのです。




早くも一部のサポーターから懐疑的な意見が出ている模様。
チャレンジはするけど、結果に繋がらない。
モヤモヤして当然でしょう。


ただやってることはブラしてはいけない。
失敗に失敗を重ねて成功につながるのですから。
一時の感情でやってることがムダにしてしまったら意味がない。
サポーターには「信じる」気持ちが試されているのではないでしょうか。


来週、再来週とアウェイが続きます。
しっかり勝ち点を拾ってたくさんのシステムエラーを解消していきたい。
早くチームの基本を築き上げてほしいですね。


選手、監督やスタッフ、サポーターの皆様お疲れ様でした。

来週はレノファ山口との対戦。
公式戦で千葉がまだ勝ったことのない山口(昨年は1分1敗)。
リスペクトの気持ちをもって挑みましょう。


さて私は開幕戦からずっと現地観戦でしたが、今季初のDAZN観戦になります。

あー、間違って口座に100万くらい振り込まれないかなー(笑)


なんつって(๑>؂•̀๑)
千葉の地より勝利のために念を送りますね!


それでは。

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